2013 July

Tokyo

 
 
 
帰国すると東京は既に猛暑。頂いた花束のひまわりが帰国を迎えてくれているよう・・・。冷房の利いたお部屋でお花たちも嬉しそう!

 

Tokyo

 
 
 
寒かったパリから猛暑の東京。時差も気温差もあるので、のんびり調整する。帰国してスグスケジュー ルが押して・・・なんていう生活はしたくない。ピクルスを漬けたりいろいろなお野菜の下ごしらえをしながら、少しずつリズムを戻してゆく。頻繁に海外を往 復しているからこそ、ゆったりとした生活を心がけている。

 

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もうずいぶん昔、パリのブロカントで買ったバラのお皿を久しぶりに出して見る。美しいレリーフと何 とも言えないピンクの色。年に数回あるパリ5区の広場のブロカント(ガラクタ市)は、蚤の市より素敵な掘り出し物があって楽しい。母と一緒に美しいデーブ ルウェアを見つけて楽しかったけれど、とても寒い日だったことを思い出す。

 

Tokyo

 
 
 
気に入った絵や頂いたデッサンなどの額を選ぶのも楽しい時間。小さな絵葉書でも額に入れると何だか 少し立派になって・・・。仰々しいものや、大げさなもの、懲りすぎたものが苦手な私は、こんな小さくてさりげないけれどスピリッツのあるモノが好き。「自 由であること」は私にとってとても大切な事。ドラクロワの「民衆を導く自由の女神」は1830年の7月革命の際に描かれたもの。私がパリに来た頃は100 フランのお札になっていた。サンジェルマン・デ・プレにあるドラクロワのアトリエも大好きな場所・・・。そんなことを想いながら東京のオフィスの小さなイ ンテリアに。

 

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スワトウのハンカチは美しくて大好き。ブルーと白の優しいコントラストの色スワトウは祖母からのプレゼント。白い額に入れてインテリアにも素敵。中国でもスワトウの刺繍職人が減っていて今はなかなか出来ないらしい・・・。

 

Tokyo

 
 
 
夏の帰国は普段出来ない細々としたこと、額を選んだり、思い出の品を整理したりする貴重な時間。サ ンジェルマンの父?とも言える存在のデザイナー、M氏の金属の彫刻。ようやく美しいケースを見つけて早速ショウルームのインテリアに。頂いた時の素敵なア トリエの雰囲気を思い出す・・・。

 

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最近手編み風のニットをいろいろなブランドで見かけるけれど、私にとっては祖母の編んでくれた懐か しいベストはトレンドを越える大切なモノ。大切にとっておいたこのベスト、この秋は是非パリで着ようとふっくら洗い上げる。祖母が思いのままに編む幾何学 模様が何ともモダン。子供の頃はレースのドレスや靴下、何から何まで編んでもらっていた。そのお手伝いをするもの楽しくて、いろいろな編み方を教わった優 しい思い出が蘇る。

 

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mono index それにしても暑い今年の夏、頂くお花を美しくKEEPするのは至難の技とも言える。アレンジのバスケットのお花は持ちが良くて持ち運びもカンタン。夜は涼しいお部屋に移しておくと翌朝はまた生き生きとしている。贈り物上手な友人の細やかな配慮が嬉しい。 page top

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